BY フロ
それはまだ、高校一年の頃。 彼ら有閑倶楽部が顔をそろえ、学園生活を送り始めて間もない頃のエピソード。
「清四郎、今日は生徒会室には寄らずに、先に帰らせていただきますわ」 幼馴染の野梨子が、囲碁部の部室に顔を出し、清四郎に告げた。 「白鹿君!君も部員なんだよ。たまには、一局打って行きたまえよ!なぁ、菊正宗君、君からも言ってやってくれよ」 清四郎と対局していた3年の囲碁部長が、慌てたように立ち上がった。黒縁眼鏡をずり落ちさせつつ紅潮した顔でまくしたてる彼に、野梨子の笑みが嫌悪に強張る。 清四郎は苦笑した。 高等部に上がり、それまで帰宅部だった野梨子を趣味にあうだろうと囲碁部に誘ったのは清四郎だったが、あからさまに野梨子狙いで目を輝かせる他の部員達に辟易し、彼女はほとんど部室に来ない。 早々に、うっとおしい部員共を辞めさせて、同好会として先だって占拠したばかりの生徒会室に囲碁部ごと引っ越してしまおうか、と清四郎が笑顔の裏で考えているなどと、部長は思いもしていないに違いない。
サックリ部長を無視し、清四郎は野梨子に問いかけた。 「今日はなにかのお稽古日でしたっけ?」 「いえ・・」 野梨子はポッと頬を赤らめ、目を輝かせた。まるで、花が咲き綻ぶような清純な色香が匂い立つ。 清四郎以外の男子部員たちが、うっとりと野梨子に見惚れている。 幼馴染は、最近、とみに美少女ぶりに磨きがかかった。そういう年頃だといってしまえばそれまでだが、彼女の心境の変化に呼応してのものだと清四郎は分析している。
「今日、剣菱さんの家で、黄桜さんと三人でパジャマパーティをしないかと、誘われていますの」 「ほぅ」 清四郎は、片眉を上げた。 依怙地で頑なだった野梨子を変化させた、新しい友人達。彼女らと、他に清四郎も含め男子三人とつるむようになって、野梨子は変わった。 「あなたが、外泊とはね」 「先ほど電話して、お母様には許可をいただきましたのよ。いけませんの?」 ム、とする野梨子に、清四郎は首を振る。 「いいえ、喜んでるんですよ。女同士、夜通ししゃべりまくるんでしょうね。楽しんでらっしゃい」 そう言うと、野梨子ははにかんだ笑みを浮かべた。 それは、常は美しい人形のように生気を感じさせない彼女らしくない、素のままの無邪気な笑顔で。彼女を変えた友人の好影響がうかがえた。 感情にいつだって正直で、子供のような友人の。
「じゃあ、行って来ますわ。剣菱さん・・・”悠理”が、車で帰ろうと、待っててくれてますの」 ごきげんよう皆さん、と、最後に初めて他の部員達にも上機嫌のお裾分けの笑みを向け、野梨子は廊下に消えた。
彼女らしくなく、パタパタ小走りに廊下を去る足音を聞きながら、清四郎は微笑ましい幼馴染の様子に和んだ。野梨子にとっては、良い変化に違いない。
「・・・おいおい、菊正宗君、大丈夫なのかい?」 「は?」 気づくと、碁盤の向こうで部長が眼鏡を押さえながら、険しい表情で清四郎を見つめていた。 「大事な幼馴染なんだろう?」 囲碁部の―――いや、学園のほとんどの者は、野梨子と清四郎がいかに仲が良くても、ただの幼馴染同士に過ぎないことは理解している。 彼ら双方が、常にそう表明してはばからないからなのだが。 「剣菱君といったら、評判の問題児じゃないか。白鹿君のような清純な人が付き合う相手として、ふさわしいと思えないね」 「・・・・。」 清四郎は返事する気もせず、ただ眉を顰めた。 劣等生で問題児の友人の評判は承知しているが、良く知らない者に、彼女のことを言われたくはない。
清四郎も野梨子も、剣菱悠理とは、幼稚舎からの付き合いだ。 もっとも親しくなってからはまだ数ヶ月しか経ってはいないが、清四郎は彼女が教師達に言われているようなどうしようもない不良だとは、思ったことがなかった。 正義感が強く、天真爛漫で、ちょっと天衣無縫なだけ。 野梨子が清純だというのなら、彼女こそ無邪気で幼く、汚れない。
「黄桜君もずいぶん美人だけど、えらく外でも派手な生活だそうじゃないか。いつも違う男と遊び歩いていると聞いたよ。剣菱は男みたいな奴だし、白鹿さん、大丈夫かねぇ」 上級生の下卑た言葉に、腹が立った。 確かに、黄桜可憐は『玉の輿、玉の輿〜〜』とお題目を唱えながら、華麗な男遍歴を重ねているようだ。だけど友人となってから、可憐が見た目より心優しく可愛い女であることを、清四郎は知った。
「女同士、ベッドで何をするんだろう・・・」 「剣菱はそこらの男よりモテるからな。いっぺんでいいから抱かれたいと思っている女は多いぜ」 「まさか、あの白鹿さんに限って!」 「剣菱と黄桜君が、あの穢れなき白鹿君に・・・?!」 「なにも知らない白鹿さんを、二人がかりで・・・?!」 名家の子息たちだとは思えないほど下卑た会話がサワサワと交わされる。
清四郎は、目の前の童貞モヤシオタ@共(差別用語)を、一斉射殺したい気持ちを抑えなければならなかった。
彼女らを、なんだと思っているのか。 いくら男っぽいといって、悠理はそんなタイプではない。男どころか女どころか、彼女は無垢だ。子供っぽいだけでなく、勝気ではあるものの涙もろく甘えん坊な彼女の素顔を知る者は少ない。 むしろ、いざというとき肝の据わりまくる野梨子の方が、精神的によほど強靭だ。 黄桜可憐の経験値は、清四郎にもいまひとつ不明ではある。実際、とっかえひっかえ年上の男と付き合っていることは清四郎も知っている。
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「あら、そんな色気のないパジャマ!やぁね、もっとオシャレしましょうよ」 「ふぇ?!パジャマでオシャレ?!」 悠理はびっくり眼で可憐を見た。お気に入りの動物柄パジャマの悠理に対して、可憐は15歳にすれば豊満過ぎる体を際立たせる、ピンクのネグリジェ。 「野梨子もさぁ、なんで着物なわけ?」 「私はいつも就寝時はこれですもの」 「もう、やぁねぇ、これだから、あんたたちは!あたし、何着か可愛いの持って来たのよ。着てみなさいよ!」 可憐が鞄から引っ張りだしたのは、透け透けフリフリのナイティ各種。それ以外にも、新品の下着各種を可憐は買い込んで剣菱邸に持ち込んだ。 「あんたたち、あんまり色気が足りなさ過ぎるから、一度教授してやろうと思ってたのよ」 「おおきなお世話だい!それよか、パジャマパーテイだろ?酒飲もうぜ、酒!」 興味深そうに可憐の陳列した衣類を見ていた野梨子は、頬を染めた。 「ま、まぁ、なんですの・・この紐のような下着?!」 「それがいわゆる勝負下着よ。あんたたちも、いざと言うときのために、レッスンが必要よね。女同士でしかできない話題をしてこその、パジャマパーティじゃないの」 「いざと言うとき・・・?」 ワインボトルを手に、悠理は首を傾げた。
鍛えがいのある悠理の無邪気な顔に、可憐の瞳が、おちゃめに光った。
「剣菱さん・・・意外に、肌も綺麗ねぇ」 可憐の綺麗にネイルされた指が、つつつ、と悠理の背を辿る。 「うぎゃっ」 「女同士なんだから、照れることないじゃない」 悠理は可憐に言いくるめられ、フリル付きキャミソール(比較的透け度の低い)に、着替えようとしているところだった。 「本当ですわね。あんなに陽に焼いてますのに、染み一つなく綺麗ですわ。私なんて、日焼けしたら真っ赤になってしまうのですけど」 「日焼けは、絶対にダメよ!シミ皺の元!」 言いながら、可憐は悠理の肌をさわさわ撫で回す。 「うわぁ、きめの細かい肌〜、羨ましいわ。野梨子も触って御覧なさいよ」 「まぁ、本当に。ベルベットのようですわね」 「こ、こらぁ!触んなぁ!」 着替え中のため体の自由がきかず、悠理は背を震わせ揺らした。 ベルベットの肌が艶かしく揺れる。
野梨子の目が、悪戯心に細められた。
「ふふ・・・いまの剣菱さんって、結構可愛いですわ。無防備で」 「ぎゃふ!」 野梨子は悠理の背を押し、うつ伏せに彼女をベッドに結わえ付けた。 着物の裾を割って、悠理の背に乗り上げる。細く白い足が、悠理の腰を挟んだ。 「乱暴者だと学園では恐れられてますのに。いつも私や清四郎に剣呑な態度を取ってましたでしょう?」 「なによ、野梨子。長年にわたる確執の復讐でもするつもり?」 可憐はクスクス笑いながら、悠理の足を押さえ、まだ履いていたパジャマのズボンを脱がしにかかる。 「お、おいっ、おまえら、やめ・・・」 悠理が身悶えても、逆効果にしかならない。 「復讐なんてつもりは、ありませんわ。もっと、貴女の可愛いところが見たいだけです・・・・・・”悠理”」 野梨子の小さな手が、悠理の背から脇の下をくぐり、シーツと衣服に絡んだ腕の間に忍び込んだ。 ささやかな胸を細い指がまさぐる。 「あ、あぅ・・・!」 可憐は悠理のズボンをずらし、下着にまで手を掛ける。 「そうね、開発してあげるわ。いざという時のためにもね」 「あ、や、やだ!」 「女の体は、女が一番良く知っているのよ・・・・でも、悠理はそんなことも知らないわね?」 まだ、硬く未熟な悠理の蕾。咲き綻ぶ花になるまでは遠い。 「自分でしたこともないんでしょう?」 可憐の指が、誰にも触れられたことのない悠理の聖域に忍び込んだ。 花びらを散らさぬよう、優しく、ゆっくりと。
「いやぁ・・・・・・!」 未知の感覚への怖れと快感に、悠理は泣き叫んだ。
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「・・・・・正宗、菊正宗君!」 ハッと気づいたとき、モヤシオ@ク(←差別用語)が、清四郎の顔を心配そうに覗き込んでいた。 白昼の囲碁部。臭いそうなほどの男子ばかりの密室空間。 清四郎は額に滲んだ汗を拭った。
――――僕としたことが。
しばし、清四郎は白昼夢の世界をたゆたっていたようだ。 ”女同士のパジャマパーティ”なるものは、青少年の妄想を刺激する未知の世界ではあるものの。
香るベッドルーム。匂う花々の饗宴。 供されるのは、まだ蕾の、無垢な花。
――――本当にあり得ないと言い切れるのか?
幼稚舎での出会い以降の、野梨子の悠理へのただならぬ反発は、執着の裏返しではなかったか? そして今、10年もの月日を経て、野梨子は解放されつつある。自らを縛っていた常識や偏見、固定観念から。 野梨子の変化を一番察しているのは、清四郎自身だった。 それを、喜んでさえいた。数分前までは。
「・・・・!」 焦燥感に駆られ。 清四郎は席を蹴り立ち、囲碁部を飛び出した。 「菊正宗君・・・?」 サックリ無視された部長が呆然と見送るのにもかまわず、清四郎は廊下を走った。
今なら、まだ間に合う。野梨子の足は遅い。 まだ、止められる。
「野梨子ーーーっ!!」
ほとんど怒声に近い声をあげ、清四郎は幼馴染の後姿を捉えた。 「清四郎?」 野梨子はきょとんと振り返る。 「行ってはだめです!」 息を乱しながらそう言うと、野梨子の眉が寄った。 「どうしてですの?」 野梨子は清四郎を挑戦的に睨みあげてくる。 「清四郎に、私の行動をとやかく言う権利はないと思うのですけど!」 「い、いや・・・」 この剣幕。それすら、悠理への執着に思えてくる。 菊正宗清四郎ともあろうものが、野梨子を止める口実を考えていなかった。 優秀な頭脳が高速回転。2秒も経たず、口実がすらすら口から流れ出た。 「・・・実は、先ほどはうっかり忘れていたんですが。剣菱さんが先日の小テストでひどい点だったので、週明けに再テストになった伝えてくれと、教師から伝言を頼まれてたんです」 「それならば、私が伝えますわ」 「いえ、責任をもって彼女に課題をクリアさせると、教師に約束したんですよ。ですから、僕も行きます」 「勉強なら、私も教えられますわ」 あー言えば、こー言う。間髪入れずの野梨子の返答に、清四郎はふたたび額の汗を拭った。 「この寒いのに、どうして汗をかいてますの?」 野梨子に指摘され、清四郎は、ぐ、と詰まった。
「と、とにかく・・・僕も行きます!」 清四郎が握りこぶしで宣言した、そのとき。
「何考えてんのよ、女同士のパジャマパーティよ?スケベねー!」 その声に、図星を差され、清四郎の胸がドキンと高鳴った。 「そんなに野梨子が心配なんかよ」 続く声に、動悸はますます激しくなった。
野梨子を迎えに来たらしい、可憐と悠理が、呆れ顔で清四郎を睨んでいる。 「あたいが、おまえのお大事な幼馴染を悪の道に引きずりこむとでも思ってんのかよ〜」 悠理は唇を尖らせて、拗ねた顔。
――――ああ、違うんだ、悠理!そんな顔をしないでくれ!
「だいたい過保護なのよ、菊正宗は〜」 「私は同い年の清四郎に、保護なんてされたくないですわ」 プンプンむくれている可憐と野梨子の横で、悠理は淋しげに睫を伏せた。 「あたいだって、ショックだじょ。キクマサムネだって、もう友達になれたとあたいは思ってたのに・・・」
――――悠理、違う〜〜!僕だって、僕だって〜〜!!!
悠理の表情に、胸が張り裂けそうになる。 だから、清四郎は悠理の華奢な肩を両手でつかみ。 「違います!僕が心配なのは・・・」 彼らしくなく、衝動的に叫んでいた。
「あなたの方です!」
と、思わず本音を。
「「「・・・は?」」」 三人の少女たちから、唖然と見つめられ、慌てて言い直す。 「ゆ・・・・”剣菱さん”の、成績が、です!」
「・・・・それは、どうも」 『おおきなお世話』と顔面に大書きして、悠理の口の端が思いきり下がった。 ぶん、と肩を揺らして、悠理は清四郎の手を振り払う。
はぁぁぁぁ、と可憐が大きなため息を吐いた。
「・・・萎える・・・まったく、萎えさせる男ね、あんたって」
その言葉に、清四郎はぎょっと可憐に顔を向ける。 妙な妄想と悠理の思いのほか華奢な肩の感触に、彼の方は一向に萎えそうにないのだが。 成長を見越して、高等部進級の際大きめに作り直した冬服の上衣が危険箇所を上手くカバーしてくれているはず。
「もっと話せる男かと思ってたわよ。はしゃぐときはパーッと遊ぶ!それで、勉強のときは、パーッと・・・」 可憐はそこで言葉を切って、上目遣いでシナを作った。 「ノートを見せてん(ハートv)」 せっかく友達になったんだからさー、と、可憐は笑った。
その笑顔は、巷の噂にもかかわらず、彼女を年齢相応の少女に見せた。 そう。可憐が常識的で心根の優しい乙女であることを、清四郎は気づいていたのに。 妙な想像をした自分を、彼は恥じた。
清四郎はやっと体の緊張を解き、苦笑を浮かべた。 「そうですね・・・すまなかった」 素直に、少女達に謝罪する。 「勉強は、また後日。今日のところは思いきり遊んでください。ちょっと羨ましかっただけなんですよ。あなた方が楽しそうだから」 そうと気づかせず、嘘を上手につくコツは、真実も少し混ぜること。 案の定、少女達は、清四郎の言葉を信じたようだった。
悠理の顔にも、やっと笑みが浮かんだ。 清四郎は、思わずその笑みに見惚れる。 彼女が誰よりも無邪気で快活な笑顔を持っていることは知っていたけれど、それが清四郎に向けられることなど、これまでなかったから。
――――友情、バンザイ!
清四郎が清く正しい友情のうねりに、身を投じかけた、そのとき。
「羨ましけりゃ、今夜、おまえも混ぜてやろうか?」 「え?!」 悠理の言葉が、ふたたび彼を妄想の世界に突き落とした。
――――混ぜる・・・雑ぜる・・・交ぜる。3・・・いや、4P・・・
悠理の言葉に呆然としたのは、清四郎だけでなく。 野梨子も可憐も、抗議の声を上げた。 「ちょっとちょっと、女だけのパジャマパーティよ?あんたには、こいつが女に見えるわけ?」 「そうですわ!いくら清四郎が男性のうちには入らないからと言って・・・」
さり気に、ぐっさり野梨子に青少年の矜持を串刺しにされたものの。 彼にとっても身内同然の野梨子は女のうちには入らない。
最近、大人っぽく見せるためにもオールバックにしようかと伸ばし始めている前髪を、清四郎はかきあげた。 まぁ、長身とはいえ、まだそれほど筋肉のついていない体は、女装してもそれほど醜くはならないだろう。 美童のように自分の美しさに酔う趣味はないが、美少年との誉れも高い。
――――新たな世界に挑戦するのも、やぶさかではない。悠理、あなたが望むなら!
「いや、だから、こいつだけじゃなく、美童や魅録も誘ってさ。皆で集まろうよ」 握りこぶしで燃え上がる彼に、水をかけたのは、やはり悠理その人だった。
「外で遊ぶことはあっても、ゆっくり一緒にいたことはなかっただろ?あたいんちなら騒いでも大丈夫だし。ラフな格好で、夜通し飲もうぜ!」 「しっ、悠理ってば、声が高いわ!」 良家の子女子息ばかりの聖プレジデント学園の廊下での、堂々の飲酒発言を、可憐は諌めたが。 それはもちろん、性少年の脳内妄想に比べれば、健全健康極まりない提案だった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それは・・・名案ですねぇ・・・」 清四郎の語尾は、力なく小さく消える。
しかし。 この夜、剣菱家に集まった6人は、大いに飲み騒ぎ、親交を深め。 伝説とまでなる聖プレジデント学園有閑倶楽部の、固い絆はこうして結ばれてゆくのであった。
まだ、彼らがお互いを知り始めた頃の、ほんの小さなエピソード。
end 高校一年の設定にしたのは、可憐が処女だとまだ見抜いてないだろうから・・・というのは小さな理由で。一番の理由は、高三の清四郎だったら、もっとスゴイ妄想を展開しそうで、真性ユリ派とは程遠い私には、書けそうもなかったからでーす♪
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