Weak Point
うぃーく・ぽいんと あとがき




またまた駄作をフロさまに拾っていただきました。
と、言いますのも。
フロさまが『Diary』でもおっしゃってますように、この話は非公開のはずでした。

理由の一つは、1@年前に書いたものであること。
  当時、私が『日記』としていたらしいノートがあります。
  (え〜い!2人にバラすも大勢にバラすも、同じ“複数”だ!!)
  日記とは名ばかりのそのネタ帳に、初めて一つのお話をラストまで書き上げていたのが、これでした。

もう一つは、“悠理が滑れない”という設定は、受け入れ難いのではないか。という懸念。

ところが、予想外にフロさまはこの拙作を気に入ったようで「公表しましょう」とおっしゃるのです。
ちょっと困った私は、『このお話の続きを書いてくれなきゃ、許可、しない。』
などと、立場をわきまえず、条件をつけてしまいました。

  いやぁ、言ってみるモンですねぇ。
  おかげで、フロさまの素敵なお話が読めましたぁ。
  私ってば、えらい!(?)


あ、いや、え〜っと……なんの話でしたっけ…
そうそう、あとがきですね。

気付いた方もいらっしゃると思いますが、松田聖子さんの『真冬の恋人たち』という歌をヒントにしています。
歌の通りに話を進めると、野梨子がメインなのですが彼女の“恋人”が問題になりました。
・清四郎は野梨子の恋人にするわけにはいかない!
  これは、私の中では不変です。(きっぱり)
・魅録も美童も、スケートリンクで滑ることのできない野梨子を一人にはしないだろう。

可憐を主人公にした場合も考えましたが、彼女をリンクで一人にすると…
「なんで置いていくのよ! 傍に来てくれないなら、帰っちゃうからね!!」
……私の考える可憐の性格では、お話が進まなくなりました。

そこで、裏ワザ。
運動神経抜群の悠理に、トラウマを作ってアイススケートに苦手意識を植え付ける。
(今考えると、そんな経緯があったらケンカすることもできなくなるだろう、と思います。
 まぁ、そんなところは大目に見てくださいませ。十代の若輩者が書いた荒削りの文章ですし。)

そうすることで、倶楽部のメンバー全員登場させることができました。


ああ、言い訳していたら随分長い『あとがき』になってしまいました。
このままだと本文より長くなってしまいそうなので、この辺で筆を置きたいと思います。

最後に
フロさま。毎回いわくありげなものばかり送りつけて、申し訳ございません。
それにも拘らず、喜んでいただけたようで本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。

今回、もう御ひと方、お詫びとお礼を申し上げたい人がおります。
このお話を最初に読んでくださり、私の無礼を許してくださった、ぽちさま。
フロさまの新しいお話を読めたことで『良し』としてくださいませ。

そして、このお話を読んでくださったみなさま。
ありがとうございました。

sincerely jenny



フロです。今作はjenny様の処女作で、非公開を条件に読ませてもらった作品なんですが。 萌えまくり妄想しまくりの私が、無理やり強奪いたしましたw 勢い余って続きまで書いた次第。
ええ、続きを書かなければアップ不可、との条件はありましたが(笑) それより先にすでに妄想してましたからねぇ。
ラストの微妙なカプ保留感がたまらないw とジレジレしつつも喜んだ一読者にも かかわらず、余韻をぶち壊す続編を書いてしまいましたよ。 すっかり自分のフィールドに持ち込み、好き勝手させていただきました♪

と、いうわけで。これから先は、あくまで「偽」でございます。ご了承下さいまし。(汗)




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