鷺娘 作詞: 不詳・作曲: 富士田吉次、杵屋忠次郎 宝暦12年(1762)江戸・市村座にて初演。五変化物の「柳雛諸鳥囀」(やなぎにひなしょちょうのさえずり)の中の1作。 粗筋:雪が降り積もる川のほとり、柳下にたたずむ花嫁姿の娘。 鷺の化身である娘は、恋の悩み、男への恨みを踊り始める。 白無垢から、艶やかな町娘となり、華やかな恋心を表した娘は、 やがてまた白鷺となり、恋の迷いで地獄の苦しみを舞い踊る 白無垢から引き抜きで町娘となり、ぶっ返りでまた白い衣装と なり鷺を表す。 変化が見どころの、女方の舞いの代表的な踊り |
かめお様作 |