解説しよう! 『松苗版』とは?
06年にコーラス別冊の一条ゆかり特集にて掲載された、元アシ少女漫画家松苗さん作の、有閑倶楽部パロディのこと。
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『学園恋愛漫画の匠、松苗あけみが有閑倶楽部六人衆のラブコメに挑戦!』
いつものように閑をもてあましていた六人。 「学園にイイオトコっていないわぁ・・・やっぱりあの三人くらいしか。」と呟く可憐の発案で、女性陣はそれぞれラブレターをしたためる。 ただし、相手は未定。同じ封筒に入れたため、誰が誰の手紙を受け取るのかはわからなかった。
結果、可憐の手紙は魅録が、野梨子の手紙は美童が、悠理の手紙は(悠理は記名し忘れたが、内容が食べ物に関してなんでバレバレ)清四郎が、受け取った。
女友達からのほのかな愛の告白(というほどのものではないのだけど)に、悪い気がしない男性三人は、さっそくデートに誘う。
魅録は価値観違いすぎの可憐とのデート先に悩み、千秋さんに助けを求め、「自分の一番したいことを一緒にする」ことにして、ロックバンドのファイナルライブ。
清四郎は考えるまでもなく、悠理相手にはこれしかないと、男のたしなみ手料理による健康弁当をプレゼント。 学園の庭でほのぼの弁当デートをするふたり。 カロリー云々能書きを垂れる清四郎を制し、「愛のこもった弁当が一番うめー!」とがっつく悠理。 「愛・・・ですか。」と困惑顔ながら、食ってるときの悠理は可愛いvとまんざらでもない清四郎。
野梨子相手だからと、和のデートを考えていた美童は、学園に編入してきたティコに襲われつつも、ティコの親戚である横綱からのプレゼント、大相撲升席観戦デートを野梨子に提案。
そうしてそれぞれデートする3組だったが、毎度おなじみ大事件がやはり発生した。
テロリストから、国技場爆破予告が入ったのだ。パニクリながら、野梨子を守ろうとする美童。 時宗からの連絡でファイナルライブを投げ捨て、助けに向かう魅録の男気に、ちょっとときめく可憐。 一方、清四郎と悠理はその頃、菊正宗家で清四郎のお手製病人食試食デートをしていた。
魅録からの電話で、爆弾の場所を推理する清四郎。 そして、ティコと横綱の活躍で、爆破は阻止されたのだった。
事件解決後、ラブレターは可憐発案のおふざけだったと発覚する。 もとの友人同士に戻った有閑倶楽部の面々だが・・・・・
「しまった、餌付けしすぎた・・・」との清四郎の悔やみは遅く、実は、清四郎と悠理のデートだけは、いまだ継続中だった。
「つまり、あんたたちだけはずっとラブラブってことね〜」とは可憐。 「やめてくれ、そーゆー意味じゃっ」と清四郎の抵抗もむなしく、今日も悠理の明るい声が学園に響いた。
「あーもー清四郎の弁当なしじゃ生きてゆけんー!明日もよろしく〜♪」
ちゃんちゃん。
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――――と、いうように、色眼鏡をつけなくても、とっても清×悠な内容でございましたvv 少々意訳はしてますが、上のあらすじは裏読み推理妄想補填なし!
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