警告！これから展開するのは、清四郎くんの妄想です。
きっぱり18禁ですのでご注意下さい。



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本能的なおそれゆえか。
逃げをうつ悠理の体を、清四郎は思わずシーツの上に押さえつけていた。
「せ、清四郎、痛いよ・・・」
清四郎がつかんだ肩に、指の跡がつく。
薄衣越しに透けた肌が、淡く色づいて見えた。
胸元の袷を、清四郎は無言で割った。
悠理は息を飲む。
男に蹂躪されたことのない白雪のような肌が、大きく波打った。

「悠理・・・」
かすれた声を清四郎は押し出した。
顔を近づけた胸の先。
紅色の先端に吐息がかかる距離。
愛撫するように息をかけながら、清四郎は悠理に囁いた。
「男の前に、こんな姿を晒すおまえが悪いんだ・・・」

唇が乳首にわずかに触れた。
びくんと悠理の体がふるえる。
敏感なところを弄られて？それとも、信じていた友人の裏切りに？
どちらでもかまわない。
清四郎は目の前の果実にむしゃぶりついた。
欲望に飲み込まれる理性。
大切にしていた長い友情。
そんなものは、目の前の愛撫にふるえる女の引力のまえでは無力だった。

唇で乳首を何度も挟み、舌先で弄り上げる。
同時に下肢を割るように自分の足を悠理の両足の間に進め、閉じられないようにした。
右手をあらわになった足に沿わせ、ゆっくりと撫で上げる。

放心したように無抵抗だった悠理だが、体はびくびくと刺激に反応した。
立ち上がってきた乳首を軽く噛んでやると、痙攣が悠理の体に走る。
「い、いやぁっ」
やっと悠理は声を上げた。
じたばたと手足を振ろうとする。
その両手首を片手で拘束した清四郎は薄い笑みを浮かべた。
「無駄だ、悠理」
そして動いた足の狭間から、着物の奥へ右手を侵入させる。
内股の、まだ奥。
男の手が触れたことのない、悠理の中心。
薄い小さな布の上から何度も指をこすりあわせると、悠理は首をふって顔を歪めた。
「やめろ・・・やめて・・・」
清四郎はしっとりと湿ってきた布の隙間に指を這わせる。
まずは一本。
そして、二本。

「あ、あひっ」
たまらず悠理が腰を浮かせる。
指は湿った音を立て、第一関節まで狭間に埋まっていた。
くちゅくちゅと、清四郎は浅く指を揺らめかす。

「やめていいのか？」
笑いを含んだ声に、悠理は初めてキッと顔を向けた。
目尻には涙。
しかし、その目は光りを失っていない。

「あたいのことなんか、好きでもなんでもないくせにっ！」
憎しみに燃え上がる瞳。
清四郎は思わず、悠理のその目に見惚れていた。
「・・・まさか、処女を好きな男に捧げたいとでも？」
言葉は、愚弄するためにしか使えない。
「好きな男がいるなら、教えてもらいたいもんですな」
言いながら、薄布の中の指の腹で、敏感な突起をくすぐった。

浮いた腰が身悶えてシーツの上に落ちる。
その弾みで、清四郎の長い指が悠理の中に根元まで埋まった。
「ああああああっ」
甲高い声を上げて、悠理は目を見開いた。
涙がぽろぽろ零れ落ちる。
車中で悠理が喉を詰まらせたときに、清四郎が口に手を捻じ込んだときと同じ表情。
だけど、早く苦しみから解放したいと思ったあのときとは違い、清四郎は悠理を楽にしてやる気はなかった。

きつく締め付けてくる悠理の中を存分に味わい、指をゆっくりと動かす。
「あ、あ・・・痛ぁ」
「すぐに気持ち良くなりますよ」
清四郎の言葉など信じるものかと、悠理は首を打ち振る。
一本を中に埋め、もう一本で敏感な部分を転がし。
清四郎は口で悠理の胸の愛撫を再開した。
誰にも触れられたことのないこの体を、開発し、作りかえる。
清四郎の中の悪魔が喜びに打ち震えていた。

中の指を増やしても、悠理は素直に飲み込んだ。
胸をいたぶっていた唇は喉をたどり、頬の涙を吸い上げる。
今ではきつく目を閉じた悠理の表情は、明らかな快感の色に染まっていた。
薄く開かれた唇を、清四郎は舌でなぞった。
口付けると、噛み切られてしまうかもしれない。
それでも、清四郎は誘惑に負けた。

無理やりに悠理を犯す指の性急さとは反対に、重ねた唇はおずおずと。
最初はそっと触れ合わせる。
ついばむように口付け、次第に深く。
歯列を割り舌をからめても、悠理は閉じた目を開けなかった。

清四郎は唇を離し熱く囁く。
「悠理・・・目を開けろ」
だけど、悠理は睫毛をふるわせるだけ。
口付けの余韻に、清四郎の頭も痺れていた。

「おまえが好きだ、悠理」

それは、熱くなる体に流された言葉だったのかもしれない。
それでも、そのときの清四郎には真実だった。

悠理はゆっくりと瞳を開ける。
同時に強張っていた体から力が抜けた。
潤んだ瞳。
拘束していた手を離しても、くったりとした体は動かない。

「悠理、おまえは僕のものだ」

その言葉通り、清四郎は悠理の足を抱え上げ、指の代わりに自分をめり込ませた。
指で馴らした場所は、清四郎をそうあることが自然なように受け入れた。
初めてのはずの体は、熱く柔らかく。
清四郎を包んで締め上げた。

逃すまいとするように蠢く内部に、清四郎は眩んだ。
「ああ、悠理・・・いいぞ」
「清四郎・・・清四郎・・・」
喘ぐように悠理が清四郎の名を繰り返した。
その甘い響きに、清四郎は錯覚する。

「僕を好きか、悠理」

腰を動かし、奥の奥まで突き上げる。
悠理は問いには答えず、体をのけぞらせた。
「あ、あぅん」
「答えるんだ！」
清四郎は悠理の足を肩にかけ、思い切り荒く責めた。
重なった箇所から淫猥な音が響く。
悠理の白い下腹に手をやって、自分の当たる感触を確かめた。
力の入らない足が何度も清四郎の肩で揺れる。
欲望を深く埋め込んだまま、清四郎は悠理の小さな胸を手のひらに収めた。
もみしだき、流れる汗を舐め上げる。
腰は焦らすように浅く動かす。

「悠理？どうなんだ」
悠理は噛締めていた唇をほどいた。
「・・・す・・」

薄く開かれた瞳が蹂躪者を見上げる。
そこには、憎しみの光はない。
熱く濡れた瞳。

「・・・すき・・・」

小さく零れ落ちた言葉が、清四郎の体を痺れさせた。
「悠理・・・悠理！」
清四郎はふたたび悠理の中に深く身を沈める。

「あああああっ」
快感に嬌声を上げる体を逃すものかときつく抱きしめた。

「好き・・・好きだよ、清四郎！」

それが無理矢理言わせた言葉でも。
清四郎の全身に快感が走った。
激しく悠理を責め立て、最奥に欲望を放つ。

野生の本能が目覚めたのか。
悠理は清四郎を締めつけ吸い上げ、すべてを奪おうとするかのようにその身で受けとめた。
快感の涙を流しながら。
彼の腕の中で同時に果てた体。
清四郎が女にした悠理は、これまで見たことがないほど綺麗だった。

触れると吸い付くような肌。
まだ、放してやる気はない。
「悠理・・・僕を好きなら、こんなことができるか？」
そう言ってからかうと、悠理は目を見開いた。
清四郎は嗜虐心に喉を鳴らした。
美しい獣のような女。彼の獲物だ。
今日、今だけは。



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――――って、清四郎ちゃん妄想し過ぎ。処女はイキませんって。
この間、妄想５秒。 残りの５秒はエスカレートさせサド気を発揮したと思われますので、割愛させていただきます。