ある夏の日のことでした。
「数珠繋ぎやりま〜す。@さんが最初で、以下この順番で執筆していって、ラストの*さんまで回してください」
と、いきなり名指しで順番が決められたリレー。どうもオフで盛り上がった酔っ払い数人が、強引勝手に書いてくれそうな面子を選定した模様。
数珠を繋ぐ上で、当初決まっていたのは「書き手の順番」、たったこれだけでした。
いわゆるシチュ指定やカプ指定といったものは、まったくなしの状況から出発しています。 なので、執筆者達は皆、書いている間は、最終的に話がどこに転がっていくのか、まったく把握してませんでした。ただただ、一つのラストへ向かって自分の担当部分の話を書き、自分の後に書かれていくストーリーに大きな期待をよせながら、次の方へと繋いでおります。
そんな状況の中書き上げられた「キミに繋がるキセキ」
―― あなたのもとに 届けます。
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