お馬鹿シスターズ 作

その3

 


結局↓



ぐちゅ。
「あ、ああん。清四郎…」
「ほら、もっと腰を浮かせて…」
「だってぇ、力が入らないよ…」
「ダメですよ、脛骨に罅が入ってるんですから、足に体重をかけちゃあ」
「そ、そうだよな、ごめん」
ギシギシ
「ああ、いいぞ悠理…」
「ううんっ、せいしろぉ、あたい、もう…」
「まだダメですよ…痛み止めの所為で、感覚が鈍くなってるもので…」
「いやぁああん!もうだめっ」
ギシギシギシギシギシギシギシギシ…
「そんなにいいんですか?ああ悠理、悠理……うっ!!」


…清四郎の怪我の快復が遅れた理由が「思わず腰を動かしてしまったため」だというのは、二人しか知らない事実である。







 

そしてその後

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